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ドクター・ストレンジ 感想

視聴日 2017/2/11

総評:流石マーベル。とても良い感じ。

 

手紙は覚えている、と同時に視聴。

事故で指が動かなくなった天才医師が、魔術の力で指が動くようになり悪と戦う話。

マーベルのヒーローは超人血清とか放射線とかパワードスーツとか科学寄りのヒーローが多いのに、魔術という超オカルトな力で戦うヒーロー。異色。

 

話としてはぶっちゃけどこかで見たことがあるのだ。

・天才的な技能を持つが高慢な主人公

・事故により技能が活かせなくなる

・なんかすごい力を得て事故を克服するがヴィランと戦うことになる

 

やっぱ社長っぽいなぁ。

 

それで面白いのかというと、これでもかと王道な作りになっているので見ていてわくわくする。その辺は流石マーベルと言ったところなんだろうか。

私としては王道な話が好きなので、とても楽しめた。

 

そして、アメコミおなじみの戦闘シーンだけれど、他にない特殊な戦い方で面白い。

霊体で襲い掛かってきた敵に対して、こちらも幽体離脱して霊体で戦うシーン(現実世界では主人公が死にかけていて、手術の最中)などは、熱く、かつ他に例を見ない戦い方で面白かった。見せ方が上手い。

こういう斬新さは、「アントマン」でも感じたなぁ。2~3cmのヒーローがどんな熱い戦いするのかと思ったら、機関車トーマスのおもちゃに乗って殴り合うのだからコミカルさとのギャップがまた良かったなぁ。

 

で、最後は恒例というかなんというか、アベンジャーズ勧誘。ソーが出てきた瞬間に「やっぱりアベンジャーズじゃないか!」とツッコミ。

社長枠が二人いていいの? ああ、でもドクター・ストレンジは回復役か。それは大事かも。

 

ところどころに仕込まれたネタも良かった。キーワードだけ書いておこう。「Wi-Fiのパスワード」「グーグル翻訳」

 

次回、この世界の片隅に(2回目)。